子どもたちには気合いがない

今の子どもたちには気合いはありません。テレビやゲームは面白いし、携帯はある。なんでも揃っている便利な世の中です、そんな環境の中で、本気で気合いを入れて勉強する生徒は一握りですし、まじめに授業を受け、まじめに復習する生徒などほとんどいません。懇切丁寧に指導してやらなければ、わからない生徒がほとんどです。でも、それは時代のせいです。子ども達に責任はないと思いますし、本人たちにも悪気はありません。一生懸命やっているつもりだったり、本当に大学受験に勝ちたいと思っているのだけれど、やり方がわからない。先生方も、一昔前の子ども達のように勉強をしない生徒に手を焼いている。それが現代の教育の現場だと思います。

できる生徒だけを教えろ

塾で教えている先生は上司から必ず言われることがあります。それは「できる生徒だけを教えろ」という言葉です。集団授業を行なうとき、できない生徒に理解してもらえるように授業を行なうと、どうしても授業のレベルが下がり、進度も遅くなり、できる生徒は退屈してやめていってしまいがちです。クラス全体のレベルが次第にできない生徒のほうへ引き寄せられてしまいます。ですから「できる生徒だけを教えろ」という方針は確かに一理あるわけです。では、「できない生徒」はどうしたらよいのだろうか。集団授業は「できる生徒」だけを相手にしているのだから、「できない生徒」は集団授業には向かない。そこで「できない生徒」は、少人数制授業を行っている個別指導塾に通うことをオススメします。
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テクニック授業に走り出した

入試競争が激しさを増す中で、新たに発足した新設高校が県やPTAの期待に応えるべく、目一杯の補習授業をした結果、東大にひとり合格させたと大騒ぎになった話や、それに負けじと進学的には二番手の某高校が、同じように補習を朝のゼロ時間帯からはじめたとか。またある高校が合格実績が不振のため、県の教育委員会から「総理大臣を三名も出している我が県のトップ進学高校が、東大現役合格者数がヒトケタとは何ごとであるか」と叱りとばされ、トップ校としては考えられもしなかった補習をはじめたとか、日本中の普通科高校が大学合格実績を上げんと奔走しはじめていたのだ。そして高校が予備校のお株を奪って、知識の記憶、ドリル、正解発見のテクニック授業に走り出していたのである。

速読はリスニングの能力の向上

速読はリスニングの能力の向上にもつながります。後戻りをしないで速く読むことができると、ネイティブ・スピーカーがかなりの速さで話をしても、それについていくことができるようになります。また、話されている状況を頭の中で思い浮かべることができれば、その話の内容をさらによく理解できます。話の内容を、自分ならばこう思うのにと常に考えながら、批判的に話を間くことも大切です。さらに、大人にとっては、読んで理解できないことは、まず聞いても理解できないのです。たくさん読んでいて語彙が豊富な人はそれだけ聞く力も高めていく基礎ができていることになります。最も重要なのは全体として、ある本やある記事が何を主張しているのかを的確に把握することに尽きると思います。全体としてのメッセージぱひとつに収斂されていきます。たとえば1000ページを超える本であっても、非常に長い論文でも、最終的には主張はひとつに絞られていくわけですから、速読によって著者が何をもっとも述べたいのかとらえることを目指してください。